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100年に一度とまで言われる日本の不況、それによる雇用不安。これに備え、逃れるために、多くの社会人がキャリアアップを目指しています。その手段の一つが、海外への留学です。
そして、社会人の留学の増加、その契機となったのがサブプライムローンに端を発する世界金融危機です。
「中国留学情報」の留学手続き代行の利用者は、2008年春学期では大学生と社会人がちょうど50%ずつでした。ところが、2008年秋に金融危機が起こり、その直後の2009年春学期では、社会人の利用者が75%に急増しています。
景気の悪化で先行きに不安を感じた多くの社会人が、キャリアアップのために留学に踏み切ったことがこの変化の一つの要因といえます。
また、留学情報誌を発行する留学ジャーナル社の調査によると、同社でカウンセリングなどを受けた留学希望者のうち、社会人になって3年以内、つまり、社会人歴3年未満の人の割合は、2004年は19.9%でした。ところが、金融危機をはさんだ2008年には、その割合は42.0%と2倍以上に増えています。
社歴が浅く、技術や経験が乏しい若手社会人が、キャリアアップの有効な手段として留学を選んでいることの現われといえるでしょう。
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